シャープ空気清浄機のFP-S120と、型落ち製品としてFU-R50の効果を比較しました。
シャープの空気清浄機の購入を検討していて、候補はFP-S120です。型落ち製品との効果の違いが知りたいです。
シャープ空気清浄機のFP-S120の購入を検討したとき、こんなことが気になりませんか?
- FP-S120と型落ち製品の効果にはどんな違いがある?
- FP-S120と型落ち製品の効果に共通することは?
- FP-S120と型落ち製品はそれぞれどんな人におすすめ?
この記事ではそんな疑問にお答えしていきます。
FP-S120には型落ちと言える空気清浄機がありませんので、同時期販売のFU-S50の型落ち、FU-R50と比較しました。
- FP-S120には型落ちと言える製品はない
- FP-S120とFU-R50の違いは『適用床面積』『プラズマクラスター濃度』『価格』など
- FP-S120とFU-R50の共通点は『静電HEPAフィルター』『スピード循環気流』『お手入れ方法』
- FP-S120は高い空気清浄能力を求める人におすすめ
- 型落ち製品FU-R50は価格を抑えたい人におすすめ
FP-S120とFU-S50、型落ち製品のFU-R50は、どれも優れた空気清浄能力を持っています。
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FP-S120と型落ちFU-R50の効果や価格の違いを調査!
FP-S120には型落ちと言える空気清浄機がありませんでしたので、FP-S120と同時期販売のFU-S50と、FU-S50の型落ちFU-R50と比較しました。
FP-S120と型落ち製品FU-R50の主な違いは、空気清浄の効果と価格です。
ちなみにFU-S50とFU-R50は、発売時期と価格以外に機能はほとんど変わりません。
FP-S120とFU-S50、FU-R50を以下の項目に分けて比較しました。
- 適用床面積
- プラズマクラスター性能
- 吸い込み構造
- センサー機能
- 脱臭フィルター
- 本体サイズ
- 価格
- 運転音
より高い空気清浄能力を求めるのなら、FP-S120がおすすめです。プラズマクラスタ−25000を搭載し、吸い込み口も2つあり、より高い空気清浄能力を持っています。
購入価格を抑えたいのなら、型落ち製品のFU-R50をおすすめします。プラズマクラスター7000を備えていながら1万円台での購入が可能です。
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年9月 | 2022年9月 | 2023年9月 |
適用床面積 | ~53畳(87m²) | ~23畳(38m²) | ~23畳(38m²) |
プラズマクラスター | プラズマクラスター25000 | プラズマクラスター7000 | プラズマクラスター7000 |
吸い込み口 | 左右両面 | 背面 | 背面 |
センサー機能 | ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度 | ニオイ | ニオイ |
フィルター | 静電HEPAフィルター ダブル脱臭フィルター 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター | 静電HEPAフィルター 脱臭フィルター 抗菌・防カビプレフィルター | 静電HEPAフィルター 脱臭フィルター 抗菌・防カビプレフィルター |
本体サイズ(mm) 質量(kg) | 幅333×奥行330×高さ578 約11 | 幅 383×奥行209×高さ540 約4.9 | 幅 383×奥行209×高さ540 約4.9 |
価格(税込) 2024年8月時点 | 74,900円〜 | 17,800円〜 | 25,050円〜 |
運転音 (中運転で比較) | 37dB | 40dB | 40dB |
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FP-S120とFU-S50、FU-R50の製品の違いを、それぞれの項目をピックアップして詳しくみていきます。
適用床面積
- FP-S120:26畳まで対応!リビングに最適
- FU-R50:11畳まで対応!子ども部屋や寝室にピッタリ
適用床面積とは日本電気工業会で定められた基準に基づくもので、『5本のタバコを吸ったときに相当する空気の汚れを、30分できれいにできる広さ』を表します。
一般的には適用床面積とは、『利用予定の部屋の広さ×2』で選ぶのが理想的です。
【空気清浄適用床面積】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
~53畳(87m²) | ~23畳(38m²) | ~23畳(38m²) |
つまりFP-S120の場合は、26畳ほどの広さまでカバーでき、FU-S50やFU-R50の場合は11畳ほどの広さは効果が得られます。
FP-S120はリビングなど十分な広さをカバーでき、FU-S50やFU-R50は寝室や子ども部屋の広さ向けですね。
使用予定の場所に合わせて、効果を期待できる方を選びましょう。
なるほど!使う予定の部屋に合わせて選んだらいいのね!
プラズマクラスター
- FP-S120:プラズマクラスター25000搭載!服についた花粉やアレル物質まで抑制
- FU-R50:プラズマクラスター7000搭載!部屋に浮遊している花粉やアレル物質を抑制
FP-S120とFU-S50、FU-R50はどれもプラズマクラスターを搭載しています。プラズマクラスターは、シャープの代名詞とも言える機能で、自然界と同じプラスとマイナスのイオンを持っています。
【プラズマクラスター】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
プラズマクラスター25000 | プラズマクラスター7000 | プラズマクラスター7000 |
数値が大きいほどイオンの濃度が高く、より多くの効果が期待できます。
ちなみにプラズマクラスターには、さらにグレードが高いNEXTがあります。現在シャープから発売されている空気清浄機では、プラズマクラスター25000が最もグレードが高いです。
【プラズマクラスター25000と7000の機能】
プラズマクラスター25000 (FP-S120) | プラズマクラスター7000 (FU-R50) | (FU-S50) プラズマクラスター7000 | |
浮遊カビ菌を除菌 | |||
浮遊ウイルスの抑制を抑える | |||
浮遊菌の作用を抑える | |||
ダニのふん・死がいの 浮遊アレル物質の作用を抑える | |||
浮遊花粉アレル物質の作用を抑える | |||
付着カビ菌の増殖を抑える | |||
付着ウイルスの作用を抑える | |||
付着花粉アレル物質の作用を抑える |
FP-S120のプラズマクラスター25000は浮遊する有害物質だけでなく、服などに付着した有害物質を除去してくれます。花粉症の方にとっては、持ち込んだ花粉も抑えてくれるのは嬉しいですね!
ほかにもプラズマクラスターには共通して、脱臭機能や静電気除去効果があります。
プラズマクラスター7000と比較するとプラズマクラスター25000では、消臭や除電スピードがアップしています。
付着タバコの消臭スピード | 静電気の除電スピード |
プラズマクラスターは濃度によって効果も上がります。FP-S120はプラズマクラスター25000を搭載しているので、その効果は間違いなしです!
\プラズマクラスター25000と7000の違いはこちらの記事も/
両面吸い込み構造
- FP-S120:両面吸い込み構造で、広い空間の空気清浄が可能に!
- FU-R50:背面全体で広く大きく吸い込みます!
【吸い込み構造】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
両面吸い込み構造 | 背面吸い込み構造 | 背面吸い込み構造 |
FP-S120の大きな特徴として、両面吸い込み構造を採用しています。
FP-S120は本体左右の側面に集じん、脱臭フィルターを設けており、大量の空気を清浄し、室内に送り出すことが可能になりました。
FP-S120の吸い込み面積は、FU-S50や型落ち製品FU-R50と比較すると約2.4倍です。
FP-S120では両面に吸い込み口を備えることで、コンパクトサイズながら最大53畳まで対応できる大風量を実現することができました。
センサー機能
- FP-S120:ニオイのほかにも4つのセンサー機能あり
- FU-R50:気になるニオイは確実にキャッチ!
空気中の有害物質をキャッチするために欠かせないのが、センサー機能です。
【センサー機能】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
高感度ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度(明るさ) | ニオイ | ニオイ |
FU-S50や型落ち製品FU-R50と比較し、FP-S120はセンサーの検知能力が優れているのがわかります。湿度や温度、明るさなども検知し表示してくれるので、より快適な部屋作りに役立ちますね。
センサーが検知するのは、ホコリやニオイだけじゃないのね!
脱臭フィルター
FP-S120とFU-S50、FU-R50には基本の3つのフィルターが備えられています。集じんフィルター、脱臭フィルター、プレフィルターです。
3つのフィルターの中でも、FP-S120とFU-S50、FU-R50で違うのは脱臭フィルターです。
- FP-S120:ダブル脱臭フィルターでより多くのニオイをキャッチ
- FU-R50:主な生活臭をしっかりキャッチ
【脱臭フィルター】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
ダブル脱臭フィルター | 脱臭フィルター | 脱臭フィルター |
10年交換不要 | 10年交換不要 | 10年交換不要 |
タバコ臭・ペット臭・料理臭 生ゴミ臭・トイレ臭・カビ臭 体臭/加齢臭 VOC(揮発性有機化合物)・アンモニア臭 | タバコ臭・ペット臭・料理臭 生ゴミ臭・トイレ臭・カビ臭 | タバコ臭・ペット臭・料理臭 生ゴミ臭・トイレ臭・カビ臭 |
FP-S120ではFU-S50やFU-R50と比較すると、脱臭できるニオイの種類が3つ多いです。VOC(揮発性有機化合物)とは、エアゾールスプレーのガス(可燃性のもの)や家庭用塗料、接着剤などです。
FP-S120とFU-S50、FU-R50どれも脱臭フィルターの交換目安は10年と共通です。
鼻につくニオイをより多く脱臭してくれるのね。助かるわ。
本体サイズ
- FP-S120:コンパクトで大風量を実現
- FU-R50:移動も楽々、コンパクト設計
適用床面積はFP-S120とFU-S50、FU-R50では大きく違いますが、本体サイズもずいぶん違うのでしょうか。
サイズ比較を見ると、奥行きに10cm以上の差はあるものの、幅や高さには大きな差はないことがわかります。
【本体サイズ】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
質量 約11kg | 質量 約4.9kg | 質量 約4.9kg |
重さを見るとFP-S120は、FU-S50やFU-R50の約2倍ですね。それでも10kgほどであり、移動できないほどの重さではありません。
FP-S120は本体の両サイドに吸い込み口を持ちながら、1つのファンで両サイドからの風を同時に吸引する構造により、コンパクトサイズを実現しています。
広いリビングをカバーできる性能を持つのに、このサイズ感はすごいわ!
価格
- FP-S120:価格は70,000円台から購入可能
- FU-R50:価格は10,000台から購入可能
FP-S120とFU-S50、FU-R50の購入価格にはどのくらいの差があるのでしょうか。
【参考価格(税込)】
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
74,900円〜 | 17,800円〜 | 25,050円〜 |
上の表記価格に〜をつけているのは、保証つきにした場合にプラス費用が発生するためです。
これは6万円近くの差がありますね!しかしFP-S120の性能を考えると、空気清浄能力に長けており、この価格も頷けます。
FU-R50はFU-S50の型落ち製品のため、FU-S 50と比較して価格は下がっていますね。
予想以上の値段の差だったでしょうか?FP-S120には性能の似た製品がないため、今後新しい製品が発売されると、値段が下がってくることが考えられますね。
運転音
- FP-S120:大風量のわりに運転音は静か
- FU-R50:気にならないレベルの運転音
FP-S120とFU-S50、FU-R50どれも運転モードは、『強・中・静音』の3つです。それぞれの運転音を見ていきましょう。
【運転音(dB)】
FP-S120 | FU-R50 | U-S50 | F
強 54 中 37 静音 20 | 強 52 中 40 静音 21 | 強 52 中 40 静音 21 |
一般的に人がうるさく感じる騒音レベルは、60dB以上とされています。例えばクーラーの室外機付近の音は50dBであり、FP-S120とFU-S50、FU-R50どれも強運転で同レベル程度です。
中運転の30〜40dBの音の種類は、図書館内の音やささやく声レベルの音です。
静音運転の20dBであれば、木の葉が触れ合う音であり、きわめて静かな音です。赤ちゃんを起こす心配もありませんね。
FP-S120は風量は大きいですが、中運転ではFU-S50やFU-R50の運転音より静かです。
FP-S120は両面にフィルターを備えているため、一カ所で大量の空気の入れ替えをする必要がないので、運転音もおさえることができています。
この低騒音設計により、自動運転の空気浄化性能が最大約5倍まで向上しました。より早く効率的に、微小粒子を捕まえることができるようになりました。
これはすごいわ!赤ちゃんを起こす心配がないのは本当に助かるわ!
FP-S120と型落ちFU-R50はお手入れや静電HEPAフィルターが共通!
FP-S120とFU-S50、型落ち製品FU-R50の共通点は、以下です。
- 静電HEPAフィルター
- スピード循環気流
- お手入れ方法
スピード循環気流で、遠くのホコリもしっかりキャッチして、静電HEPAフィルターで集めたホコリを逃しません。
こんなにしっかり働いてくれる空気清浄機なので、日々のお手入れも忘れたくないところ。空気浄化能力に違いはあれど、FP-S120やFU-S50、型落ち製品FU-R50でお手入れ方法が共通しているということは、つまりお手入れは簡単ということでしょうか?
それぞれ詳しくみていきましょう。空気清浄機をどれにしようかと選ぶのは大変ですが、共通点を知ることで安心に繋がりますね。
静電HEPAフィルター
- FP-S120もFU-R50も、高性能の集じんフィルターを搭載!空気清浄能力は間違いなし!
空気清浄機の集じん機能に欠かせないフィルターですが、FP-S120とFU-S50、FU-R50はどれも静電HEPAフィルターを採用しています。
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
微量な粒子を10,000個吸い込み、そのうち3個しかフィルターを通らないという高性能!さらに10年間交換不要です。
静電HEPAフィルターは繊維にしっかり吸着するため、目詰まりしにくいのが特徴です。
スピード循環気流
- FP-S120もFU-R50も、スピード循環気流で遠くのホコリもしっかりキャッチ!
シャープ空気清浄機の特長の一つにスピード循環気流があり、FP-S120とFU-S50、FU-R50すべてに搭載されています。
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 |
スピード循環気流で、お部屋全体に素早く風が行き渡り、遠くのホコリもしっかりと引き寄せます。プラズマクラスターで静電気を除去しながら、効率よく集じんします。
お手入れ
- FP-S120もFU-R50も、お手入れ方法は共通!基本は掃除機で吸うだけ!
FP-S120とFU-S50、型落ち製品FU-R50のお手入れ方法は共通であり、手間もかかりません。
FP-S120 | FU-R50 | FU-S50 | |
プレフィルター | 掃除機で吸い取る | 掃除機で吸い取る | 掃除機で吸い取る |
脱臭フィルター | 両面お手入れ可 水洗い・天日干し禁止! | ||
集じんフィルター | タグのある面だけをお手入れ 水洗い・天日干し禁止! |
基本的には掃除機で吸うだけです。フィルター性能を失うので、脱臭フィルターと集じんフィルターは水洗いや天日干しを避けましょう。
日々のお手入れを行いながら、長く大事に使っていきましょう。
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FP-S120は赤ちゃんやペットみんなの空間で使いたい人におすすめ
FP-S120はこんな人におすすめします。
- 広い部屋で使いたい人
- プラズマクラスターの性能をより実感したい人
FP-S120は25畳程度の広さまではカバーできるので、リビングなどをメインに使用することを考えているならおすすめします。
FP-S120はプラズマクラスター25000を搭載しており、両面吸い込み構造によってより効率的に空気浄化をすることができます。
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型落ちのFU-R50は部屋ごとに設置したい人におすすめ
型落ち製品FU-R50はこんな人におすすめします。
- 購入価格を抑えたい人
- 寝室や子ども部屋で使いたい人
型落ち製品のFU-R50は、FP-S120と比較すると6万円ほど安く購入できます。プラズマクラスター7000を搭載していながら、1万円台で購入できるのは魅力的ですね。
FU-R50は寝室や子ども部屋で使う予定であれば、広さが適しているのでおすすめです。
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FP-S120と型落ちの効果を比較!まとめ
FP-S120と型落ち製品の効果を比較しました。
- FP-S120はFU-S50や型落ち製品FU-R50よりも適用床面積が広くなった
- FP-S120にはプラズマクラスター25000を搭載
- FP-S120は両面吸い込み構造で空気浄化の効率アップ
- FP-S120と型落ちのFU-R50は2024年8月現在、7万円近くの価格差がある
- FP-S120とFU-S50、型落ち製品FU-R50はともに静電HEPAフィルターを搭載
- FP-S120とFU-S50、型落ち製品FU-R50のお手入れ方法は共通
- FP-S120は広い空間で使いたい人におすすめ
- 型落ち製品FU-R50は少しでも安く買いたい人におすすめ
FU-S50やFU-R50と比較すると、FP-S120の適用床面積は2倍以上でより広い部屋で使用できます。またFP-S120はプラズマクラスター25000を搭載するなど、空気清浄効果はアップしています。
シャープの空気清浄機には、型落ち製品も含め全てプラズマクラスターが搭載されていますので、その効果は十分期待できます!
さらにシャープの空気清浄機は、お手入れも簡単なのでおすすめします。
FP-S120を手に入れて、赤ちゃんもペットも安心して過ごせるお部屋を作りましょう。
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